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第11回 オーバーナイトハイキング(2020年) 

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第11回オーバーナイトハイキングは中止します。


◆7月5日の理事会決定に基づき、オーバーナイトハイキング開催可否について団それぞれの意見集約を求めたところ、「開催」と「中止」に二分されました。

◆9月3日に開催された理事会ではさらに以下のような意見が出され、協議会として「中止」を決断しました。
 ・リタイヤ者の確保と待機場所で密になることが心配
 ・マスク着用でのハイキングは厳しいものがある
 ・現在、一部の中学で学校閉鎖が起きている実情
 ・現在のコロナウィルスの感染状況ではCP、コンビニの理解を得ることは難しい
 ・現状、将来を見通した計画が必要
 ・近年天候に左右される計画が多いが、スカウト訓練の意味からも天候不備に対応した計画も必要

◆事務局で取りまとめた各団からの回答は以下の通りです。
[オーバーナイトハイク実施計画についての意見書]
7月5日の八王子協議会・理事会(臨時)において、年間計画にあるオーバーナイトハイクの
開催の有無について各団関係者の意見を収集することとなりました。
オーバーナイトハイク実施計画に対し現況の社会事情等を踏まえ忌憚なきご意見をお聞かせ下さい。
意見収集後、最善策を検討し、スカウト活動の支援を考えたいと思います。
(八王子協議会・理事会では、開催実施の方向で計画を進めるも、いつでも中止は出来ると判断しました)
尚、本意見収集は、団委員長、団関係者、指導者、保護者の方からの意見を収集するものとし
関係各位の総合意見として回答をお願い致します(回答については複数の回答も可と致します) 。
また、各団の団会議、団委員会等の関係から回答は7月末と致します。

Q1  本年度のオーバーナイトハイク実施計画について開催の是非をお聞かせ下さい。
A1  
1 □ 例年通りの規模で開催する
2 □ 実施規模を変更して開催する (例えば昼間の開催、コースの変更、距離の短縮等)
3 □ 別の事業を検討する (スカウトへの協議会としてのサービス)
4 □ 中止する

回答纏め
1:2団、6団、7団、12団
2:6団、13団
3: 無し
4:1団、5団、7団、12団

Q2  Q1で回答された理由をお聞かせ下さい
( 1  2  3  4 )選択した番号に〇を付けて下さい
A2 複数選択の場合は選択番号毎に理由をお聞かせください。
(1)を選択
・準備はしておいてその時の状況で実際の実施可否を最終判断するのがよいと思われます。
また、昨年度も悪天で中止したことから昨年同様の内容であれば準備も早いと思います。
・団としては通年実施している内容のオーバーナイトを希望するが、実施は難しいと思う。
特に、完歩したスカウトや途中棄権したスカウトの待機場所、大会本部、実行委員会の会議等で
密になる危険性が高い。
・中止はいつでもできる。  
感染対策はマスク必須、買い食いは無し、チェックポイントでのアルコール消毒
まだまだ自由に出歩くほどの結果は出ません。行う方向で計画し、中止はあり得ると思う。
・スカウトには体験させてあげたいが、密になることが心配。密を避ける対応

(2)を選択
・実施時間や距離等の変更はしないで、自団のスカウトが全員で完歩を目指す。
スカウトはオーバーナイトを希望している
・実施した団には八王子協議会から予算を配布してもらう。
・昨年は雨天等の中止基準を決めてなかったので今回実施する場合は中止基準
(雨天以外でも)を検討しておく必要性がある。
・例年と方法を変えてやることを希望します。
現状そのままやることは無理とおもわれますが、連続で中止となるとそのままなし崩しになって
しまう可能性もあり、形をかえてでも実行してはどうでしょう。
・夜間だと疲労から注意力が散漫になるので昼間の開催
・昼間だとチェックポイントの数も減らせると思う
・開会式は密を避ける、チェックポイントには留まらない
・ゴール後のテント休憩は無しで保護者の迎え
・食事の提供無し
・本部スタッフも交代制にし、マーキーの中の人数を最小限にする

(4)を選択
・感染拡大中で収束が見込めない現状に鑑みての意見です。
・コロナ終息がみえてこない現状で、命の危険を侵してまで開催する意義はない。
・感染者がこれだけ増えてきている時点では、屋外の活動とは言え活動中は呼吸も激しくなるし
疲れたところにウイルスと接触した際に免疫力がどこまで発揮できるか
・指導者側の高齢化が進み重症化する可能性が高くスカウトよりもリスクが高い。
・開催時は例年通りの時期であればインフルエンザなどのウイルスの活動が活発化することを
考えると中止という判断になります。
・まだ4か月も先のはなしですから実施するための準備を進めながら状況を見て最終判断
となると思いますが、現在のような状況であれば中止もやむ得ないと思います。
・夜間開催は密を避けられないと思います。
・ただし昼間開催にした場合、市民センターや団本部での通常の活動と異なり、目立つ行事となり
ます。マスク警察やイベント批判などを攻撃的に行う人もいますし、子供たちの安全面を考える
とオーバーナイトハイク(昼間開催も含む)は中止にするべき状況に変わってきていると
思います。

Q3  コロナウィルス拡散防止に対する3密を防止するための方策についてお聞かせ下さい。
今後、コロナウィルスの影響収束には多くの時間が必要と思われますが、スカウト活動に対する
有効な方策、考えがあればお聞かせ下さい。
A3
・基本的に屋外の活動であれば、ある程度密は避けられると思います。
・スカウト達へは慣れが来る頃に注意喚起を行う等、今までと違う様式を身につくまで繰り返し
指導する事が肝要と考えます。
・これからはウィズコロナですから常に情報を更新し最新の情報で活動内容に
判断する事になると考えます。
・マスコミ報道によれば今の新型コロナウイルスは換気が悪いと感染しやすい
・スカウト活動は当分の間、屋外活動を重点とした活動をすべき
・会議はWEB会議とし、集会はソーシャルディスタンスを確保して進める他ないと思う
・今回のウイルス騒ぎでは、親や諸先輩からの教えられてきた価値観が否定されていることに
戸惑いがある。
・しかし、スカウティングの目的「良き社会人の育成」は変わらないので、そのことが
ぶれないように活動方法を柔軟に考えていくしかないと思っています。




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