★★ 高尾山仏舎利法要奉仕 ★★

 毎年4月の花祭り(お釈迦様の誕生日)に近い第一日曜日に実施しております高尾山仏舎利法要奉仕ですが、今年度も高尾山の桜が満開になった4月6日(日)に、東京連盟来賓、ボーイスカウトOBも含め総勢498名の参加を得て、盛大に行われました。
 なお、開会セレモニーの中で、宗教章(仏教章):1名と菊スカウト章:8名の伝達がありました。

  • 奉仕日時:2008年4月6日(日) 8:30〜
  • 場 所 :高尾山仏舎利塔前広場(有喜苑広場)
  • 奉仕内容:会場設営、徹営、導師案内、甘茶サービス等

○宗教章伝達
 八王子第7団:VS隊 野崎 郁巳 (浄土宗)
 
○菊スカウト章伝達
 八王子第5団BS隊:市川 航也、三田 賢、廣田 景祐、中野 知隼
 八王子第7団BS隊:奥村 雄大、樋口 太一
 八王子第9団BS隊:宮脇 典紘、中村 圭

〜高尾山仏舎利法要奉仕の由来〜

 高尾山有喜苑にある仏舎利泰安塔に祀られている仏舎利(骨壺)はお釈迦様の御真骨です。お釈迦様が現在の仏教を開いた元祖であることは皆様ご存知である事と思いますが、不明であった御真骨が1898年(明治31年)、英国人冒険家ウィリアム・ペッペ氏により発見され、シャム国(現タイ国)バンコクのナコンパトム寺院に現在も奉安されています。
 1930年(昭和5年)12月16日から翌年2月1日にかけて、少年団日本連盟(現ボーイスカウト日本連盟)理事長:二荒 芳徳伯爵を名誉団長とする22名のシャム国及び南洋諸島派遣団は、1月13日に日本とシャム国の少年団友好の印としてシャム国王の命によりナコンパトム寺院でお釈迦様の御真骨が納められた仏舎利を分贈されました。
 その後、1956年(昭和31年)、高尾山にタイ国の仏塔パゴダをモチーフとした高さ18mの大宝塔が建てられ、この塔の中に分贈された御真骨が祀られております。毎年4月の花祭り(お釈迦様の誕生日)に近い第1日曜日、高尾山で八王子のボーイスカウトが仏舎利法要奉仕を続けているのは以上の由来によるものです。


導師入場の様子 その1 導師入場の様子 その2
ボーイスカウト隊旗手先導で高尾山薬王院の導師入場
参拝の様子 その1 参拝の様子 その2
参拝の様子 その3 参拝の様子 その4
ボーイスカウトOBも含め、お釈迦様の像に甘茶をかけて全員参拝
宗教章伝達の様子 その1 宗教章伝達の様子 その2
菊スカウト章伝達の様子 その1 菊スカウト章伝達の様子 その2
宗教章(仏教章)と菊スカウト章の伝達の様子です。
記事提供:岡本 勉 地区野営行事委員長
写真提供:八王子第1団 黒部智則氏

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